江戸元禄の時代より300年余りの歴史を誇る、福島県三春町の「三春張り子」。その伝統を受け継ぐ「高柴デコ屋敷 大黒屋」の当主から張り子作りの真髄を学んだ沖縄のハリコ職人・橋本昌彦氏が手掛ける「工房 たそがれ屋」の作品です。
和紙とあわせて沖縄の自然素材である「月桃紙(げっとうし)」を丁寧に張り合わせ、下地には胡粉(ごふん)と膠(にかわ)を使用。昔ながらの手仕事を守りながら、ひとつひとつ心を込めて成形・着彩されています。
コロンとした可憐なフォルムは、沖縄の暮らしに寄り添う植物「月桃(ゲットウ)」の花の蕾をイメージした「たそがれ屋」ならではの造形。
漆黒の体に映える金色の眼差しと赤の差し色が印象的な本作品は、「千万両」を抱えた縁起の良い「黒招き猫」です。黒招き猫は古来より「魔除け」「厄除け」「家内安全」の守り神として重宝されてきました。伝統的な縁起物でありながら、独特の愛らしさとモダンな存在感を放ちます。
手のひらに載せると、張り子ならではの軽さに驚かされます。月桃紙がもつ素朴で温かみのある肌ざわりと、見る角度によって表情を変える愛らしい姿は、ふとした瞬間に日常へ和やかな時間をもたらしてくれます。
沖縄では古くから月桃の葉が無病息災を祈願する伝統行事に用いられてきました。そうした物語とともに、商売繁盛や魔除けを願うご自宅の守り神として、また大切な方への開店祝いやギフトとしてもおすすめです。
サイズ
幅:約4cm
高さ:約6cm
重さ:10g
付属品:紙箱
※一つ一つ手づくりのため、サイズや重さ、形状、紋様、色、質感などには個体差があります。ご了承ください。