沖縄の風土から生まれた石獅子。
「スタジオde-jin」は、沖縄の石文化や石獅子に向き合い、琉球石灰岩を素材に作品を制作している那覇市の工房です。
沖縄では古くから、村落の入り口や集落の境界に「石獅子」が置かれてきました。災いを防ぎ、村や人々を守る存在としてつくられた石獅子は、今日よく知られている屋根のシーサーとはまた異なる、沖縄の古い信仰と暮らしの中に根付いた文化です。
スタジオde-jinが使うのは、沖縄で古くから建築や石垣などに使われてきた「琉球石灰岩」。
珊瑚や貝殻、有孔虫などが堆積してできた石で、石肌には小さな化石や独特の模様を見ることができます。沖縄の自然や風土そのものが刻まれたような表情を持ち、一つとして同じものはありません。
石の表情を生かしながら、一体一体丁寧に形づくられる石獅子。そこには、沖縄の風土、石の文化、そして古くから受け継がれてきた「守り」の意味が込められているのです。
琉球石灰岩には、採れる場所や石の状態によってさまざまな表情があります。
白い石として知られる「勝連トラバーチン」は、沖縄県中部の勝連半島周辺で採れる石。きめの細かなものから粗いものまであり、それぞれ異なる表情を見せます。
一方、沖縄南部などで採れる「粟石」は、星砂や有孔虫などが堆積してできた軟らかな海の石。気泡を多く含み、砂浜を思わせるような茶色い色合いが特徴です。
こうした沖縄の石を素材としているからこそ、スタジオde-jinの石獅子は、単なる置物ではなく、沖縄の大地そのものを感じさせる存在になっているのです。
現在、沖縄で広く親しまれているシーサーは、屋根や門柱などに対で置かれる姿が一般的です。しかし、もともとの石獅子は、必ずしも「阿吽の一対」という形ではありませんでした。地域によって姿や役割もさまざまで、それぞれの土地の人々の願いや思いが形になっています。
スタジオde-jinは、そんな沖縄各地に残る石獅子を見つめ、その文化や背景を大切にしながら、現代の暮らしの中に置くことのできる石獅子を制作しています。
こちらはコーヒー豆を背負った限定品の珈琲石獅子の「阿」側。ペアで阿吽対にしてもいいですし、単体でも本来の石獅子として貴方の生活を守ります。
沖縄の石を、暮らしの中に。
玄関先や庭、室内の一角に置けば、年月とともに石の風合いも変化し、暮らしとともに味わいを深めていきます。
一体一体異なる石の表情とともに、お楽しみください。
サイズ
横幅:約5cm
高さ:約5.5cm
奥行:約7.5cm
重量:300g
※一つ一つ手彫りのため、サイズや重さ、形状、紋様、色、質感などには個体差があります。ご了承ください。
※最後の写真はあ、うん揃ったもの