たての糸とよこの糸が組み合わさって、ひとつの美しい織物が織り上がっていくように——。
生まれ育った沖縄の素朴な風土と、旅先で出逢った色とりどりな情景や記憶。その二つの糸を丁寧に手繰り寄せ、ひとつの「土」へと宿しながら作陶を続ける【s h i q u i - 織 -(シキ)】。
こちらは、温もりある生成りの素地に、周囲をリースのように優しく取り巻く花模様が印象的な一輪挿しです。
器を飾る繊細な唐草風の模様は、スポイトから泥を絞り出して立体的な線を描く伝統技法「いっちん」によるもの。うっすらと浮き出た輪郭のひとつひとつに、筆で丁寧に飴釉を注ぎ足し、さらにマンガン釉を重ねることで、まるで時を経たアンティークのような奥ゆかしい掠れ感を表現しています。
伝統的なやちむんの力強い趣を湛えつつも、どこか異国の更紗(さらさ)を思わせるエキゾチックで洗練された佇まい。手の平にすっと馴染む丸みのあるフォルムは、野に咲く小さな草花を挿すだけでその表情を完成させ、お部屋の隅に愛らしい情景を描き出します。
canosaの実店舗でも、お客様が手に取られ「これ、本当に素敵…!」と真っ先に歓声があがるのが s h i q u i - 織 - の器たちです。
手仕事ならではの確かな温もりに溢れた佇まい。沖縄の風土と旅の記憶が静かに織りなすストーリーを、ぜひ日々のお部屋の装いや、ふと心を緩める憩いのひとときでお愉しみください。
【ブランド・工房について】 s h i q u i - 織 -(シキ) 沖縄県豊見城市内の工房にて作陶。「おきなわ工芸の杜」に通い、自身のブランディングに向き合い続ける中で、「cafe canosa」のラテから始まった深い縁のもと、ひとつひとつ心を込めて手仕事の器を生み出しています。
サイズ
口径:3cm
直径:約8.5cm
高さ:約7cm
重さ:約248g
※一つ一つ手づくりのため、サイズや重さ、形状、紋様、色、質感などには個体差があります。ご了承ください。