やしらみ名刺入れ
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やしらみ名刺入れ

2000000018423

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通常価格¥4,950
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沖縄県本島中部にある浜比嘉島にて手織りで布を生み出す作家さん。「島の自然を染め、情景を織り込む」というテーマで、主に島で伐採された樹木などを用い、自ら炊き出して糸を染めて織っています。

こちらはやしらみ織で作った名刺入れです。温かみのある風合いと飽きのこない色。しなやかで長く愛用いただける一品です。就職祝いなどの贈り物にも最適です。

やしらみ織は、沖縄の伝統的な織物である首里織の一種です。

  • 「やすりの目」のような模様: 「やしらみ」とは沖縄の言葉で「やすりの目」を意味します。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)にそれぞれ異なる色の糸を交互に使うことで、ヤスリの目に似た独特の細かい縞模様や格子模様が浮かび上がるのが特徴です。

  • 「やしらみ花織(はなおり)」: やしらみ織の技法に、さらに「花織」という、経糸または緯糸を浮かせて立体的な花や菱形などの模様を織り出す技法を組み合わせたものが「やしらみ花織」と呼ばれます。これにより、地模様と浮き出た花柄が美しく調和し、より趣のある表情を生み出します。

  • 素材と用途: 主に綿や絹、苧麻(ちょま)などの糸が使われます。帯や着物、小物などに仕立てられます。特に首里織の帯は、その洗練された意匠と多彩な技法で知られています。

  • 琉球王国時代から: 首里織は、かつて琉球王国の王府があった首里で、王族や上級士族の婦女子によって織り継がれてきた歴史を持っています。やしらみ織もその中で培われた技法の一つです。

  • 沖縄県各地へ: 現在では、首里をはじめ、与那国島や豊見城市など、沖縄のさまざまな地域で伝統的な織物の技法として受け継がれ、独自の特色を持った織物として生産されています。

やしらみ織は、その名の通り素朴でありながらも、色の異なる糸が織りなす繊細な表情と、花織の立体的な文様が組み合わさることで、上品で洗練された雰囲気を醸し出す美しく高級な織物です。

サイズ:約W11 x D1 x H7cm(広げたら15cm)
重さ:約25g
素材:リネン、綿
染料:ホルトノキ、福木、相思樹

 

この作家の他の作品はこちら→ 樹庵

「染と織 樹庵」に関しての記事はこちら → canosa-story-vol-28



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