陶土の粒が粗く、焼き締まりが少ないのが特徴の萩焼。外からは見えにくいですが、細かな隙間がたくさんあり、そこからお茶などの水分が浸透し、使い込むほどに器の色合いがだんだんと変化していきます。これを萩の七化けといい、古くから「育てる陶器」として愛されています。
こちらは、作家さんが好きだというカエルが描かれた片口酒器。日本酒はもちろんですが、注ぎ口がついているので、自家製ドレッシングやソース、タレ、割り下などを入れる器としても重宝します。丸みを帯びた愛らしいフォルムは持ちやすく、注ぎやすいのが魅力。お酒以外の用途にも大活躍してくれる器です。
サイズ
直径:約7.5cm(注ぎ口含む9cm)
高さ:約9.5cm
重さ:約200g
※一つ一つ手づくりのため、サイズや重さ、形状、紋様、色、質感などには個体差があります。ご了承ください。
※カエルの模様は少しずつ異なります。予めご了承ください。
【お手入れについて】
・食器に飲み物や食品を乗せる前に、一晩水に浸けてください。器の色の変化が緩やかに均一になります。
・電子レンジのご利用はおすすめいたしません。
・オーブン、直火でのご利用は避けてください。
・食器を使用後は早めに柔らかいスポンジ等で洗い、しっかりと乾燥させてください。
・漂白剤のご使用はお控えください。
【萩焼 楓窯】
萩焼の窯元で10年以上修行し、2024年3月に自らの工房を開窯。山口県の伝統工芸でもある萩焼が、「長く愛せるお気に入り」となるように、普段使いしやすく日常にとけ込むような器作りを心がけ、夫妻で作陶している。
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canosa story Vol. 9 思い出の萩焼 ⇒ 萩焼