瓦屋根を葺く時に出る余った漆喰と割れた赤瓦などを利用して作られる漆喰シーサー。リサイクルで生み出される環境に優しい循環型のシーサーです。
しっぽにはハーレーでおなじみのエークをデザインした絵付け。ハーレーとは大漁と航海の安全を神に祈り、爬龍船（はりゅせん）競漕をする伝統行事で、エークとはハーレーを漕ぐ櫂（かい）のこと。うみんちゅの町、糸満ならではのシーサーです。
ちなみにシーサーはいわゆる魔よけではなく、魔物を良いものに変えて、共に島で生きていこう、という守護神。絶対的な力で相手をねじ伏せるのではなく、調和”と“共生”の心を持ったポジティブでフレンドリーな神様なんだとか。古くから異国と交流があった琉球列島。異国の文化や価値観を拒絶することなく、様々な工夫と知恵で取り入れながら、島の価値観と融合させていく、そんな中でシーサーも生まれてきたのかもしれませんね。
canosaでは赤、緑、青の3色をご用意。私たちもシーサーのように調和と共生の心を持ち続けたいですね。
サイズ
幅約5cmｘ奥行約7cmｘ高さ約7cm
重さ：約100g
※一つ一つ手づくりのため、サイズや重さ、形状、紋様などには個体差があります。ご了承ください。
