月桃で編んだ「もっこ」の籠バッグ。月桃はショウガ科の多年草で、独特の香りがあり、防虫・消臭・鎮静効果があると言われています。沖縄では様々な用途に用いられます。特に葉はムーチー(旧暦の12月8日に食べる月桃の葉で包んで蒸しあげたお餅)に使われとても馴染み深いものです。
月桃の編組品は偽茎と呼ばれる茎のような太い軸の部分を使います。1枚1枚剥がして裏の海綿状の組織を丁寧に削り落とし、繊維だけにする下準備は非常に根気のいる工程です。 そうして出来た繊維の太さを揃え、しっかりと縒り(より)を掛けて縄状にしてから、一つ一つ手作業で四隅を吊り上げる「もっこ」の形に編み上げました。まさに職人さんの熱意が詰まった手仕事です。
ところで、この「もっこ」という不思議な響きの言葉。その語源は、古くから日本の農作業や土木工事で土砂や農作物を運ぶために使われていた「持ち籠(もちこ)」が変化したものと言われています。網や布の四隅に紐をつけ、天秤棒などで担いで大量の荷物を運んだ、日本古来の運搬道具がルーツです。
その知恵を受け継いだこのバッグは、中に入れるものに合わせて柔軟に、包み込むように形を変えてくれるのが最大の魅力。メッシュ状に編まれているため通気性が抜群で、お買い物バッグとして野菜やフルーツを入れるのにもぴったりです。
お部屋のフックや窓辺に吊るして、トイレットペーパーのストックを入れたり、キッチンで玉ねぎやにんにくなどの根菜を保管する「吊り下げ収納」としても大活躍してくれます。ただそこにあるだけで、暮らしの風景を温かく演出してくれる美しい道具です。
サイズ:約48cm x 約48cm
重量:約390g
※自然素材を使用した手づくりの商品のため、大きさ、厚み、形など個体差がございます。ご了承ください。
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