素朴で温かみのある美しさを持ちつつも、爽やかで凛とした雰囲気を併せ持つ作風の作家さん。島根県出西窯で修行され、現在は益子でご自身の工房を築き、作陶されており、そのどちらの魅力も感じられるのが最大の特長です。
こちらは8寸サイズの切立鉢。サイドの模様は象嵌(ぞうがん)で施されたもの。象嵌とは表面に模様を描くのとは違い、器の表面を彫り、さらにその彫った部分に異なる色の粘土を嵌め込んで模様をつけるという技法。確かな技術と手間を惜しまず時間をかけて丁寧に作られている作家さんの情熱が伝わるうつわです。たっぷりとしたサイズ感で、煮物など汁気のあるお料理に最適です。
サイズ
直径:約23~24cm
高さ:約6.5~7cm
重さ:約820g
※一つ一つ手づくりのため、サイズや重さ、形状、紋様、色、質感などには個体差があります。ご了承ください。
【取り扱いについて】
電子レンジや食器洗浄機などのご使用はおすすめいたしません。
ご使用前にお米の研ぎ汁などで目止め処理を行うと貫入に染みが入りにくくなります。
【高橋あい】
島根県安来市出身。三重大学教育学部美術教育コース卒業後、島根県出西窯にて三年間修業。栃木県益子町の製陶所勤務を経て、益子町星の宮で自身の作陶を始める。
同じ作家の作品はこちら ⇒ 星の宮製陶
canosa story Vol. 11 用の美が息づく器 ⇒ 出西窯
益子と沖縄の焼き物についてはこちらのcanosa storyをご覧ください。
https://canosa.net/blogs/news/canosa-story-vol-22