越前の土を使い、オリジナルティ溢れる器を生み出している作家さん。レトロな雰囲気を帯びているのに、どこかモダン。現代の暮らしにもすっと溶け込んでくれる作風が最大の魅力です。
こちらは、印花マグといって、素焼きで作った花のハンコをひとつひとつ手押しして土に模様をつけたもの。凹凸の出方や釉薬の濃淡の違いは、手しごとならではの温かみを感じさせてくれます。そしてもう一つの特長はその薄さと軽さ。毎日、何回も上げ下げするものだからストレスなく使えるのは、かなり嬉しいポイントです。今の暮らしに寄り添う表情豊かなマグカップたち。カラーは、白、黄、青、灰、錆の5色をご用意しました。
サイズ
飲み口直径:約9cm
高さ:約6.5cm
重さ:約150g
※一つ一つ手づくりのため、サイズや重さ、形状、紋様、色、質感などには個体差があります。ご了承ください。
【武曽 健一 (ムソ ケンイチ)】
福井県坂井市丸岡町生まれ
2008年福井県窯業指導所入所
2009年越前焼窯元で働いたのち2012年独立
花虎窯(はなとらがま)は、六古窯の一つである越前焼を代表する窯元の一つです。越前焼は約1,500年の歴史を有し、花虎窯はその中で革新と伝統の融合を追求する窯元です。武曽健一氏の作品は越前焼の技術を重んじつつ、独自の釉薬や焼成方法を取り入れ、視覚的に美しいだけでなく、薄く軽く使い心地に優れています。花虎窯の作品は日常使いに適したものから、美術品としての側面を持つものまで多岐にわたります。武曽健一氏の作品は越前焼の伝統を残しつつ、革新性を加えて新たな次元へと導いています。